素晴らしい伝統的建造物を後世に残したい!
福島八幡宮の再生が、福島地区を再生する
福島八幡宮(市指定文化財)は、江戸時代の寛文元年(1661)に建設以来、350年以上福島地区の住民の地域と家庭の永遠の安寧と繁栄を祈ってきた神社です。
260年以上の歴史を持つ「八女福島の燈籠人形(国指定の重要無形民俗文化財)」が奉納される、文化的要素を持った貴重な神社であり、かつては、この場所を中心に町に活気があふれ、にぎわっていました。
福島八幡宮は、伝統的建造物群である八女福島の町並みの象徴であり、文化財としての価値も高く地域の観光の要所となっています。しかし、地震や台風等の度重なる天災に加えて老朽化により、雨漏り、瓦の落下、崩壊等の危険にさらされています。
八女市の伝統的建造物や伝統文化を次世代につなげるためにご協力をお願いします。
まち歩きのスポットになることを目指して
八女市福島地区は、町家の再生保存活動が進み、近年、古い建物のファンや人気の町家カフェ巡りをする観光客が徐々に増えています。
当NPO法人では、特に若い世代の方に歴史・伝統に対する思いや福島八幡宮の魅力を知っていただくために、修理後には見学会イベントも計画しています。
訪れる観光客や近隣住民が安心して参拝していだけるような場所でありたい。再生された町家と併せて、まち歩きのスポットとして町全体にかつての賑わいが戻ってくることをめざして活動してまいります。
福島八幡宮の倒壊を防ぎたい
福島八幡宮の再生にNPOが取組む!
NPO法人福島八幡宮建造物保存機構は、老朽化が進む福島八幡宮の歴史的建造物群の保全し、奉納行事である国指定重要無形民俗文化財「八女福島燈籠人形」とともに後世に継承することを目的に、2018年に発足しました。
2018年から開始した「福島八幡宮大改修プロジェクト」は、2019年に西回廊、2020年に東回廊の修復を終え、現在、2021年から3年間かけて社殿に取り組んでおり、2024年からは社務所の修復を計画しています。
「福島八幡宮大改修プロジェクト」
保存修理工事のスケジュール
※このプロジェクトに係る費用の一部をガバメントクラウドファンディングで寄付を募り、修繕工事の費用として活用させていただいております。
※目標金額に達しなかった場合、目標金額以上の寄附が集まった場合も本事業に活用させていただきます。
工事の進捗状況
2019年 回廊西完成!
2020年 回廊東完成!
2021~2023年 社殿保存修理中(2023年11月末完成予定)
2024年~ 社務所保存修理予定
神社の事務を司る重要な建物である社務所。
しかし、老朽化がひどく長年使用されていません。
雨漏り防止のため、屋根にはシートが貼られています。
子供の頃の賑やかな福島八幡宮に戻したい
NPO法人福島八幡宮建造物保存機構 理事長 牛島 幹
八女市福島の中心に鎮座する福島八幡宮。建立以来約360年になります。
6年前から老朽化した建造物群を10年計画で修理事業を進めています。
課題は資金である寄附金の募集です。これまで氏子町の皆さん、そして、ふるさと納税で応援くださった皆さんのおかげで、修理事業が順調に進み、今年は12月には社殿の3カ年の修理工事が終了します。
2024年から2か年計画で社務所の修理工事を行います。
皆様には長引くコロナ禍、またいろんな要因による物価高で大変な時期だとは思いますが、今まで以上の応援をよろしくお願いいたします。
皆様からのご支援に感謝申し上げます
福島八幡宮 宮司 吉開 雄基
皆様のお陰様で御社殿の改修も順調に進み、今年の11月末の完成を目前に控えております。
そして残すは社務所の改修事業となりました。
改修後の社務所で皆様をお迎えする日を楽しみにしております。
福島八幡宮は世界一皆様に親しまれる神社を目指し、邁進してまいります。
この福島八幡宮を今後数十年、何百年と残していけるよう、皆様のご支援の程よろしくお願い致します。
いつでもウエルカムに溢れる福島八幡宮
VillaARTIS オーナー 中島千香子さん
毎月変わる御朱印や境内の装飾やイベント。
『今日は何があってるかな?』とウキウキする福島八幡宮。
イベントを通して、楽しいことを共有できる場所として
これからも八女の中心で在り続けてもらいたいです。
寄附者の皆様へ
NPO法人福島八幡宮建造物保存機構からのメッセージ
2020年度までに回廊西及び回廊東の保存修理工事が完了し、現在、社殿修復に向け取り組みを進めています。
八女福島を代表する歴史的建造物の福島八幡宮の保存修理活動にご理解いただいた方、私たちの活動に共感していただいた方からのあたたかいご支援に、心よりお礼申し上げます。
末尾に皆さまとご家庭の永遠の安寧と繁栄をお祈りいたします。